2022年は前半はトラリピが回転していましたが、後半は円安で塩漬けの売ポジションを抱えることになりスワップを支払い続ける状況が続いていました。
高金利通貨だとの売ポジションのスワップは支払いになるから、キツイなぁ。
せっかく高金利通貨で運用するならスワップは受取りたいので、くるくるワイドのルールを変更することにします!!
2022年に取引ルールを見直したときのこの記事は、下書きのまま止まってしまっていました。2023年はさらに運用を変更しているので、みかん♪のための備忘録の内容になっています。
- 手取り給料20万円以下のみかん♪のような、一度に高額な資金を用意できない人。
- 年金を用意したい、FIREしたい人。
- 取引に時間や手間をかけられない人。
みかん♪のじぶん年金の運用方針
- 毎月5万円積み立てる。
- FXの利益と分配金受取りで不労所得ゲット。
- ほぼほったらかしな運用を目指す。
今までのくるくるワイドのルール
今までのルールのおさらい
本体:スワップ用 買ポジション
毎月現金を積立したタイミングで、買ポジションを追加します。
- レバレッジ3倍以内
- ロスカットレートは MXN/JPYは2円目安、ZAR/JPYは2.5円目安
トラリピ用 売ポジション
買ポジション1万通貨あたり、最大2万通貨まで売トラップを追加します。
- 広い範囲
- 10pips間隔・MXN/JPYは20pips利確・ZAR/JPYは30pips利確のトラップ
- 買ポジションの平均レートより上の範囲
- 10pips間隔・MXN/JPYは10pips利確・ZAR/JPYは15pips利確のトラップ
2種類の利確幅のトラリピで、利確のチャンスを逃さないように考えてました。
今までのくるくるワイドのルールの問題点
DMM FXのメキシコペソ/円(MXN/JPY)と南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のスワップをまとめてみました。
買 | 売 | 差 | |
---|---|---|---|
MXN/JPY | 16 | -19 | -3 |
ZAR/JPY | 12 | -15 | -3 |
買ポジションと売ポジションを同数保有しても、受取スワップ<支払スワップなので、円安時はスワップを支払い続けていました。
さらに、今までのルールでは売ポジションは買ポジションの2倍まで保有できるので、MAX保有してしまうと日々の支払スワップがとんでもない金額になってしまいます。
2022年12月時点で、MXN/JPYは買 22万通貨保有中、売ポジションMAX保有している場合
毎日ランチ代の500円が支払スワップでどんどん消えていくぅ・・・
当初の想定では、支払スワップ分はトラリピの利確益で補填できると考えていました。しかし、急激な円安によってトラップ範囲を上抜けてしまい、売トラリピも利確されずスワップを支払い続けることになりました。
そこで、両建て解除することで証拠金維持率UPや支払スワップを減らすことに成功し、さらに新たに売トラップを追加することができました。
トラリピの回転率が低いと支払スワップが負担になっちゃう・・・
両建て解除をしたものの日々発生する支払いスワップの負担が重く、スワップ対策のためトラリピの設定をさらに見直すことにしました。
じぶん年金版 くるくるワイド スワップ優先ver.
1. 本体:スワップ用 買ポジション
買ポジションは今まで通りのルールで追加していきます♪
毎月現金を積立したタイミングで、買ポジションを追加します。
- 上下2円目安→ 毎月1万通貨追加(5ヶ月に1回さらに1万通貨追加)
2. 本体⇒トラリピ用 買ポジション
買いポジションの一部をレートが上がったら決済 → レートが下がったら再保有、トラリピのようなトレードを行います。
- トラリピに回すのは買いポジションの半分まで
- 再保有後は利確幅50pipsのトラリピ
- 本体⇒トラリピのタイミングは自由
ほぼほったらかしを目指しているので、スマホから注文できるように簡単なルールを考えています。
3. トラリピ用 売ポジション
- 受取スワップ>支払スワップは絶対!!
- 本体:買ポジションの平均レートより上の範囲でトラップを仕掛ける。
本体の買ポジションの受取スワップから、売トラップを仕掛けることができる本数を計算します。
買:20万通貨 の受取スワップ・・・ 320円/日
320円 ÷ 19円 = 16.84・・・ 売トラップ 16万通貨保有可能
トラップ間隔は、トラップを仕掛ける範囲に応じて変更します。
なるべく売トラリピの平均レート>買ポジションのレートになるように、トラップ間隔を設定します。
くるくるワイド スワップ優先ver.まとめ♪
じぶん年金は長期間でコツコツ育てていくものなので、その時のレートやスワップの金額に応じてルールを変更していく必要があります。
今後も最適な運用(効率が良い&手間がかからない)になるように、定期的に運用ルールを見直していきます。
今回のルール変更で、日々のスワップを受取ることができ精神的にも負担なく前向きに運用できています。
やっぱり、スワップは支払うより受取りたいっ!!
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