【9286】エネクス・インフラ投資法人について、取引メモです。
【9286】エネクス・インフラ投資法人について
概要
- 上場日 2019年2月13日
- 決算期 5 月・11 月
- 取得価格合計 658.7 億円
- 取得物件数 9 物件
・太陽光発電所 9 物件 - 合計パネル出力 155.5 MW
- スポンサー
・伊藤忠エネクス(株)
・三井住友信託銀行
・(株)マーキュリアインベストメント
・マイオーラ・アセットマネジメントPTE.LTD.
2022年5月期(第5期)決算説明資料より
2022年5月末時点(取得価格ベース/億円)
本投資法人は、伊藤忠エネクスを中心とするスポンサー・グループの幅広いサポートを活用し、再生可能エネルギー発電設備等に対し投資運用を行い、着実な資産規模の拡大と安定したキャッシュフローの創出を目指します。また、本投資法人は、社会インフラとして拡大が強く期待される再生可能エネルギー発電設備等への投資機会を提供し、投資主価値の最大化を目指します。
投資法人の特徴及び強み
- 伊藤忠エネクスを中心とするスポンサー・グループからの多様なサポートの活用
- 太陽光発電設備等を中心とする再生可能エネルギー発電設備等への投資
- 運用ストラクチャー及び賃料スキームにサポートされた長期安定的なキャッシュフローの確保
エネクス・インフラ投資法人 公式HPより
みかん♪が選んだ理由
エネクス・インフラ投資法人ははじめて購入した、インフラファンドです。みかん♪が保有を決めたポイントを3つ挙げました。
分配利回りがいい。年利6%以上!!
みかん♪が購入を検討した時、予定分配 6,000円/1口(年間)と購入金額 95,000円に対して6%以上の利回りで、インフラファンドの中では一番利回りが良かったので選びました。
みかん♪のじぶん年金では、受取分配金も大切な収入源なので利回りがいいものを積極的に保有していきたいと考えています。
伊藤忠商事グループのサポートがある。
メインスポンサーは、伊藤忠エネクス(株)(出資比率:50.1%)で伊藤忠商事グループのエネルギー商社です。
エネルギー商社としては国内トップの売り上げ規模を誇っており、資金面でもノウハウ面でも強力なサポートが期待できると考えました。
「エネクス」って聞いたことなくても、「伊藤忠」なら聞いたことありますよね?みかん♪も分配利回りの良さから注目しましたが、伊藤忠グループのサポートがあると知り購入することに決めました。
伊藤忠グループ中核のエネルギー商社で、エネルギー商社としての売上は業界トップクラスです。
電源開発から需給管理・販売までを一体化したビジネスモデルを構築しています。
石油製品やLPガスから電力販売、日産車販売まで幅広く展開しています。
太陽光発電だけでなく、風力発電・水力発電も組み入れ予定。
スポンサーの伊藤忠エネクス(株)が風力発電・水力発電施設を保有しており、売却するときの優先的売買交渉権の保有を予定しています。
現在ほとんどのインフラファンドの保有物件は太陽光発電施設だけなので、他のインフラファンドに先駆けて風力発電・水力発電施設を取得する可能性が高く注目されています。
風力発電や水力発電も取得することでリスク分散もでき、今後の成長も期待できると考えました。
価格推移
みかん♪の保有金額や受取金額をもとに計算しているので、公表されている数値と異なる場合があります。
価格・保有金額の推移
●取得単価 ●月末単価 ■取得金額 ■月末金額
- @88,227円 1口 88,227円 ※2023年12月時点
取引履歴
年末の保有残高
年 | 口数 | 取得単価 | 年末 評価額 | 評価損益 | 売買損益 | 受取分配金 (税引後) |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 1 | 95,200 | 90,700 | -4,500 | 0 | 0 |
2022年 | 1 | 90,658 | 92,100 | 1,442 | -4,544 | 7,992 |
2023年 | 1 | 88,227 | 84,900 | -3,327 | -2,469 | 5,329 |
88,227 | 84,900 | -3,327 | -7,013 | 13,321 |
2023年の取引履歴
- 23年8月 @89,661円 → @88,227円 取得単価調整
-
2023年5月期(第7期)の分配金に利益超過分配金 1,678円が含まれており、純資産減少割合は「0.016」でした。税法の規定により、投資口の取得価額が調整されました。
- 保有残高 : @88,227円 1口 88,227円
- 取得価格 89,661円(@89,661円 1口) → 88,227円(@88,227円 1口)
- みなし譲渡損益 = 1,678円 - 1,435円 = 243円
- 保有残高 : @88,227円 1口 88,227円
- 23年2月 @90,658円 → @89,661円 取得単価調整
-
2022年11月期(第6期)の分配金に利益超過分配金 1,013円が含まれており、純資産減少割合は「0.011」でした。税法の規定により、投資口の取得価額が調整されました。
- 保有残高 : @89,661円 1口 89,661円
- 取得価格 90,658円(@90,658円 1口) → 89,661円(@89,661円 1口)
- みなし譲渡損益 = 1,013円 - 998円 = 15円
- 保有残高 : @89,661円 1口 89,661円
2022年の取引履歴
- 22年8月 @91,297円 → @90,658円 取得単価調整
-
2022年5月期(第5期)の分配金に利益超過分配金 557円が含まれており、純資産減少割合は「0.007」でした。税法の規定により、投資口の取得価額が調整されました。
- 保有残高 : @90,658円 1口 90,658円
- 取得価格 91,297円(@91,297円 1口) → 90,658円(@90,658円 1口)
- みなし譲渡損益 = 557円 - 640円 = -83円
- 保有残高 : @90,658円 1口 90,658円
- 22年2月 @95,200円 → @91,297円 取得単価調整
-
2021年11月期(第4期)の分配金に利益超過分配金 3,354円が含まれており、純資産減少割合は「0.041」でした。税法の規定により、投資口の取得価額が調整されました。
- 保有残高 : @91,297円 1口 91,297円
- 取得価格 95,200円(@95,200円 1口) → 91,297円(@91,297円 1口)
- みなし譲渡損益 = 3,354円 - 3,904円 = -550円
- 保有残高 : @91,297円 1口 91,297円
2021年までの取引履歴
- 21年11月 @95,200 1口 購入
-
- 保有残高 : @95,200円 1口 95,200円
分配金
分配金推移
■予想分配金/1口 ■分配金/1口 ■利益超過分配金/1口
受取年月 | 決算期 | 分配利回り (税引後) | 分配金/口 | 分配金/口 | 利益超過 分配金/口 | 月末単価 (受取月) |
---|---|---|---|---|---|---|
22年2月 | 21年11月期 (第4期) | 6.15% | 6,000円 | 2,646円 | 3,354円 | 88,900円 |
22年8月 | 22年5月期 (第5期) | 5.67% | 3,030円 | 2,473円 | 557円 | 92,800円 |
23年2月 | 22年11月期 (第6期) | 5.64% | 3,000円 | 1,987円 | 1,013円 | 90,900円 |
23年8月 | 23年5月期 (第7期) | 5.90% | 3,000円 | 1,322円 | 1,678円 | 90,300円 |
予想 | 23年11月期 (第8期) | 3,000円 | ||||
予想 | 24年5月期 (第9期) | 3,000円 |
※分配利回りは過去1年間の1口あたりの分配金(税引後)と分配金受取月の月末の価格をもとに計算しています。(公表されている分配利回りと異なっている場合があります。)
受取分配金・分配利回り
■分配金/1口 ■利益超過分配金/1口
●受取分配金(税引後) ●利益超過分配金 ・・・分配利回り
受取年月 | 口数 | 分配金/口 | 受取分配金 (税引後) | 分配金 (税引後) | 利益超過 分配金 | 分配利回り (税引後) |
---|---|---|---|---|---|---|
22年2月 | 1 | 6,000円 | 5,463円 | 2,109円 | 3,354円 | 6.15% |
22年8月 | 1 | 3,030円 | 2,529円 | 1,972円 | 557円 | 5.67% |
23年2月 | 1 | 3,000円 | 2,597円 | 1,548円 | 1,013円 | 5.46% |
23年8月 | 1 | 3,000円 | 2,732円 | 1,054円 | 1,678円 | 5.90% |
13,321円 | 6,719円 | 6,602円 |
※分配利回り(税引後)は、1年間の1口あたりの分配金(税引後)と分配金受取月の月末の価格をもとに計算しています。
※2022年5月期(第5期)から決算期間が1年から6カ月に変更になりました。2022年5月期(第5期)の分配利回りは、21年11月期(第4期)の半分で計算しています。
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